「河野美代子のいろいろダイアリー」というブログがある。産婦人科のお医者さんが書いておいでのようだ。3月、「今クリニックで起こっていること」というシリーズ記事のひとつを読んだ。多くの人に読んでほしいと思った。先ほどふと気付くと、15話めで、いったんこのシーリーズは終えるとの記述があった。この機会に一覧を作っておこう。読める限りの方、すべてに読んでほしい。男女年齢立場を問わず(もちろん、当事者──若者やその家族、教員や教育委員会の方、他科のお医者さん、自治体職員や警官など──やメディア関係者には特に読んでほしいけど)。
- 今クリニックで起こっていること(1) 中学生、高校生の出産2010年3月11日
- (2) 出会い系サイト、掲示板。2010年3月12日
- (3) プライバシーをさらけ出すということ。2010年3月13日
- (4) やむを得ずの出産。2010年3月14日
- (5) 男性は逃げられる。2010年3月15日
- (6) 中絶は殺人?2010年3月16日
- (7) 不登校だった彼女に彼氏ができた!2010年3月18日
- (8) 大学生の妊娠。2010年3月19日
- (9) 妻子ある人との妊娠2010年3月20日
- (10) 風俗嬢の性感染症2010年3月21日
- (11) 幼い子への性暴力2010年3月23日
- (12) 子どもを性暴力から守るために2010年3月24日
- (13) CAP:こどもへの暴力防止プログラム2010年3月25日
- (14) 大学生の出産から時が経って。2010年3月26日
- (15) アフターピルの失敗2010年3月27日
記事に書かれている全てのことを、広く一般化して考えてよいのかは難しいところだと思う。地域差とか、いろいろありそう。でも、少なくとも、ある産婦人科のお医者さんが目にしている日常が、こういうものだった、ということだよね。一般の大人が頼りない認識しか持ち合わせていない以上、やっぱ公的機関での教育しかないんでしょうねえ……。