先ほどハカセグループの存在を知ったからには書き留めておかねばなるまい。
もう40年ほども前に一度聞いただけなのだけれど、ときどき思い出す言葉がある。小学生の頃、母に言われた「あなたは博士は博士でも、ウマグツハカセね」という言葉だ。いろいろなことに詳しいのだが、知っているのは役に立たない妙なことばかりだ、ということだったと思う。雑学屋とでもいったところか。
本当のところ、彼女がぼくをなんと呼んでいたのかは覚えてはいない。でも「博士は博士でもウマグツハカセ」という言い回しは間違いないと思う。しかし、ググったぐらいではこの言葉は見つからないようだ。確か、母は祖母(ぼくから見ると母方の曾祖母ということね)から教わったと言っていたと思うから、曾祖母や祖父の出身である秋田・横手の言葉ではなかろうか。「うまぐつ」は馬の蹄鉄、それを「履かせる人」ということだろう。いや、秋田だから「馬用のわらじ」かもしれない。どっちにしろ、昔の秋田だってそんな職業(役割)があったというわけでもなかろう。ただの揶揄・罵倒語なのだろうから、実際にはない職業というほうが、それらしい。
ただ、なんとなくうれしかった。ほめられたわけではないのだけれど。それでときどき「ウマグツハカセだからなあ」などと思い返す。
さて、それはそれとして、ハカセグループはちょっと面白そうなのだけれど、「無位で無為なウマグツハカセでも入れてもらえますか?」と参加申し込みをしたものか、それでなくともネットに時間を使い過ぎなのでやめといたほうがいいのか、判断がつかないでいる<あほ(^^;;<後で気づいた、さすがウマグツハカセだなあorz