PSJ渋谷研究所X(臨時避難所2)

はてダ http://d.hatena.ne.jp/kamezo/ からインポートしただけ

感謝を込めて:「ニセ科学を巡って語ること」に関するリンク集


先日の「【メモ】消化不良:科学への信頼とか」(2008年01月28日)を発端として、この2日間であれこれと読み、考えたことを、直接的にうまく言語化することは今のところできそうにありません。次のエントリで雑感めいたものはアップしますが、参照させていただいたあちこちのエントリにトラックバックできるようなエントリになったとは、残念ながら思えません。


そこで、失礼ながら以下に直接的にお世話になったエントリのリンクのみを示し、その一部にトラックバックをお送りします。特にdlitさん、黒猫亭さん、poohさん、TAKESANさんの記事では、エントリ本文のみならず、コメント欄でもヒントをいただいたり、直接的に「おお、それか」と思ったり、多くのことを学ばせていただきました。そこで学んだことで、次のエントリでは触れられていない大半の事柄については、またいつか話題にするかもしれません。


とりあえず今は感謝を述べるのみにて。


ありがとうございます。




エントリをご紹介する前に。
たまたまここを訪れた方には、下記の一覧は「誰に向けて語るかを考えたときに『どのように語るべきか』という問題提起」とか「一般論の危うさ」といった事柄についての重要なテキスト群としてお読みいただけると思います。
また、ニセ科学疑似科学の問題について探っていてここを訪れた方にとっては「疑似科学ニセ科学、オカルトを巡る言説が、受容する側にも批判する側にも眺める者にも、観察・困惑・慨嘆・嘲笑・共感・同情・罵り合い・懐疑・揶揄などなど、どれだけ多彩なベクトルと問題意識を呼び起こしているか」の一端を示す情報源となるでしょう。
ただ、どちらの場合でも、最低でも別々の論者のエントリを、4つ5つと組み合わせてお読みにならないと、ぼんやりとした概要もつかめないだろうと思います。むしろ、ざっと眺めるという方法では、変な先入観や誤った印象を固定してしまうかもしれません。
また、お読みになる際には、どのエントリによらず、ぜひコメント欄も含めてお読みください。むしろコメント欄でのやりとりの方が重要という場合さえ少なくありません。
ここ数日のやりとりと直接の関係はなく、理解のために参照したものも含まれています。ですから本来なら、短い紹介のコメントがそれぞれにあったほうが親切だとは思うのですが、ウチのような最果てへたどりつく方なら、余計な情報は不要かと思いますので、拙い紹介文でもつけようなどという野望は捨てることにします。


では、発端となったエントリから、昨日最後にたどりついたエントリへ向けて、およそ順番にご紹介しましょう。


Genさん:疑似科学を批判する人は謙虚であれ(plaisir.genxx.com 2008-01-28)


dlitさん:[学問]いくつかの疑似科学批判批判?についてのいくつかの違和感(思索の海 2008-01-30)


黒影さん:「科学というモノサシ」に対する反応(幻影随想 別館 2008年01月31日)


黒猫亭さん:自らの伝言(黒猫亭日乗 2008-01-31


Genさん:疑似科学批判者は「何を批判しているか」自覚せよ(plaisir.genxx.com 2008-02-01)


koijtakenさん:「水からの伝言」をめぐるトラブルの総括(きまぐれな日々 2008.01.15)


TAKESANさん:Interdisciplinary
Genさんへ質問(2008年2月1日)
理解る事を保留する(2008年2月1日)
森を見て木を見ず(2008年1月31日)
一般論風(2008年1月30日)


Genさん:いろいろと応答します(plaisir.genxx.com 2008-02-01)


poohさん:Chromeplated Rat
もやもや(2008-02-01)
当事者意識(Chromeplated Rat 2008-01-29)
科学への「信頼」(Chromeplated Rat 2008-01-31


seasa_ie_trebleさん:ニセ科学を批判する理由(週間 鉄と工業と音楽 63 2007/3/9)


上記はおよそのところ、ここ2日で読んだ(読み返した)順です。ですが、何度もランダムに読み返した印象からひとつにまとめたりもしていますし、順番と内容の理解にはあまり深い関係はないでしょう。
また、実のところボクはリンク先のリンク先のリンク先だの、そこで出て来た言葉でググったりだの、けっこう遠くまで行ってしまいました(^^;; が、記録してないので如何ともしがたく。
また、頭の整理のために、自分ちの記事やkikulog、「ニセ科学関連文書」なんかもあれこれと読み返してしまいました。その過程で「直接の論点のほとんどは、どうも既出だなあ」なんてことも思ったり。