PSJ渋谷研究所X(臨時避難所2)

はてダ http://d.hatena.ne.jp/kamezo/ からインポートしただけ

ゲーム脳、専門家が「矛盾ある」と発言


WEB埼玉:“ゲーム脳”説「矛盾ある」/お茶の水女子大・榊原教授が講演(2006年3月3日(金))
http://www.saitama-np.co.jp/news03/03/26l.htm
上記リンク先は、保存期限切れで消失しているようなので、下記のGoogleのキャッシュを。
http://72.14.203.104/search?q=cache:Lbegb8qhAjAJ:www.saitama-np.co.jp/news03/03/26l.htm+&hl=ja&gl=jp&ct=clnk&cd=1&lr=lang_ja

(前略)お茶の水女子大・子ども発達教育支援センターの榊原洋一教授が子どもの発達と脳科学について講演した(中略)
脳波の検査でテレビゲームを多くやる人は認知症の人と同じようなベーター波の量(比率)だったことから脳の活動が少なくなっていると指摘する本について「明らかな矛盾がある」と説明。
とした部分は、明らかに森昭雄日大教授の『ゲーム脳の恐怖』ないしその類似書についての指摘だろう。
また
会場からの質問に対して、脳科学を人間の教育や社会的な場の行動に当てはめることの難しさを語った。
 ほかに早期教育の疑問点やキレやすい子どもについて、脳科学だけで語ることの問題点も指摘した。
というのも重要な指摘だ。
専門家による指摘はこれまでもされていたが、これからもどんどん出てくることを期待したい。今回の件は全国紙に報道されたのでないのが残念といえば残念かな。