PSJ渋谷研究所X(臨時避難所2)

はてダ http://d.hatena.ne.jp/kamezo/ からインポートしただけ

怪しいオーディオ技術


きくまこ氏の掲示板で、オーディオ技術(と称されている)「クライオ処理」が話題になっています。
怪しいオーディオの極めつけは「波動スピーカー」とか「CDエッセンシャルウォーター」だと思っていましたが、まだ、いくらもあるんですね。


オーディオというか、「敏感な人には違いがわかる」ジャンルでは、自分が「人にはわからない違いがわかる人」だということは名誉なのですね。いや、「違いがわからないのは恥ずかしい」のかな。


オーディオアンプ内部のケーブルをしっかりとまとめたりするだけで音が変わるし(経験上、よくなるとは限りませんが)、アンプの基板上にあるパーツを端からちゃんと起こすだけで音が変わるらしい(これは僕にはわからなかった)ので、「へえ、そんなことで!」という事態に慣れちゃってる、ってこともあるのかなあ。


電気楽器用のケーブルやプラグでも、オーディオ用のケーブルなどでも金(ゴールド)が使われていたり、あるいはインシュレータや吸音材など「音質向上にいいもの」が真贋取り混ぜていろいろありますよね。
でも、信じる信じない以前に、自分で違いがわからないものに金を出す気にはなれないし、わかっても高かったらやっぱりイヤ<そこまでの価値と感じてない(^^;;


違いがわからないと恥ずかしかったり、盲目的に信じてしまう人は、やっぱりお金があったら買っちゃう人なのでしょう。当然、人にも勧める。あ、そうか、変な理屈のものをよくわからずに売っちゃう人のなかにも、同じ人種が混じっているのでしょうねえ。


あ。お酒もそうだなあ。一時、すごくいろいろなお酒を飲み漁って、「これがいい!」という酒しか買わなかったときがありましたが、ハタと、「別にソコソコの酒ならオレ、なんでもおいしいじゃん」と気づいたら、数千円の差がばかばかしくなって、安酒に回帰してしまった私(爆)