米国防総省がUFO研究調査をどうのこうの
つい先日、国防総省がUFOについてどうのという話題があったらしい。ざっといくつか記事を読んでみた。大した内容ではなかったけど記録のためにメモ。
以下、配信日時順。
- 国防総省がUFO調査=10年前、秘密裏に−米紙:時事ドットコム(2017/12/17-14:55)
- 米国防総省がUFO調査 予算なくなるも元職員「続行」:朝日新聞デジタル(2017年12月17日17時59分)
- UFO調査、アメリカ国防総省が極秘実施 地元紙が報道(ハフポスだけど朝日新聞。2017年12月18日 05時09分 JST)
- 米国防総省「5年前まで秘密裏にUFO調査」米紙報道 | NHKニュース(12月18日 6時39分)
- 米国防総省が秘密裏にUFO目撃情報を調査 米紙報道(1/2ページ) - 産経ニュース(2017.12.18 07:06)
- 米国防総省の極秘調査から出てきたUFO映像 | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト(2017年12月18日(月)15時00分)
- アメリカ国防総省が5年間にわたってUFOに関する知られざる調査を実施していたことを認める - GIGAZINE(2017年12月18日 15時00分00秒)
- 米国防総省のUFO調査プログラム、完全消滅したかは依然「謎」 (ロイター「世界のこぼれ話」。2017年12月18日 / 15:45 )
- 米国防総省がUFO調査、秘密裏に目撃情報収集 TBS NEWS( 18日21時11分)
- CNN.co.jp : 米国防総省のUFO研究、地球外生命の証拠「確信」と元責任者 - (1/2)(2017.12.19 Tue posted at 14:25 JST)
- 米国防総省、空軍機撮影のUFO映像を公開 - BBCニュース(2017年12月19日 時刻不明)
話の発端になったらしいNY Timesの記事はこれかな?
- Glowing Auras and ‘Black Money’: The Pentagon’s Mysterious U.F.O. Program - The New York Times(DEC. 16, 2017 時刻不明)
この記事とBBC、TBSの記事には国防総省が発表したとされる「米軍機が遭遇したUFOの動画」がある。
媒体によって書いていること(着目している点)が違うけど、
担当者「いると確信してる(けど、まだいるという確証はつかめていない)」
国防総省「国防上の優先順位は低いと考えている」
学者「なにか不思議な現象があるにしても『だから宇宙から空飛ぶ円盤が来ている、宇宙人が来ている』と考えるのは短絡的で早計」
ってなあたりが、今さらだけど重要ってば重要?
そういう意味では、別に新しい内容は、特にない……んじゃないのかな……? 今になっても、まだUFO調査なんかしていた、しかもまだ続けると言ってる、という話題なのかな? 公表されてなかった=ヒミツだったんだ!ってところ? 予算が思いのほか大きかったところ?(約2200万ドル=25億円前後だそうです) 「こんなバカバカシイことに巨額の予算が! しかも秘密裏に!」って話にしては、あんまりそういう論調に見えない。軍が未確認飛行物体に遭遇したら、今が21世紀だからって調査しないわけもない。当然調査するよなぁ。やっぱり金額か? ヒミツだったことか?
というわけで、どこらへんにニュース性があったのか、よくつかめないでおります。だからブックマークもそんなにないのかな?
ところで「UFO=未確認飛行物体=なんだかわからない飛んでいるもの」なので、「UFOがいるかいないか」と言う問いはおかしい。「UFOの正体は何なのか」というのはまた個別の話で、「あれは錯覚で、これは気球で、雲に映ったヘッドライトで、光球で、球電現象で、プラズマで、あーでこーで……ただし、そのこれはまだなんだかわからない」みたいな話になる。その辺がぐちゃぐちゃになっている話はするだけムダだ。
TBSの映像で、かつての日本の閣僚のコメントが出てきて、まさにこの「ぐちゃぐちゃ」だったので、むかっ腹が立ってしまったよw